Tokyogasgroup csr report

Respect for Human Rights 人権の尊重

人権の尊重に向けた取り組み

東京ガスグループは、エネルギー事業者として従業員をはじめとする全ての人々の人権を尊重し、責任ある事業活動を行いたいと考えています。人権啓発の原点を「公正な採用選考」と「元気の出る職場づくり」にあると考え、グループでの諸施策に取り組んでいるほか、「GPS2020」を進めるうえで多様性の推進やハラスメント防止など人権課題への対応を継続してまいります。

推進体制

人権啓発の推進体制

東京ガスグループでは、コンプライアンス担当執行役員を委員長とし、各部署の人事担当部長を主体に16名で構成された「中央人権啓発推進委員会」を設置しています。本委員会では、中央人権啓発推進会議を年1回開催し、当社グループの人権問題全般の理解とともに研修実績や次年度の啓発活動の確認を行います。さらに、下部会議体として各部人事担当部長を委員長とした「支部人権啓発委員会」を設置し、支部事務局と人権啓発推進リーダーが主体となって各職場の人権研修などを行っています。
また、1995年から15期にわたり、「元気の出る職場づくり」実現に向けた各職場の推進役として人権啓発推進リーダーを養成し、子会社を含め225名が職場における人権勉強会の講師役や相談窓口機能として活動しています。


人権啓発の推進体制
人権啓発の推進体制図
  • 中央人権啓発推進会議中央人権啓発推進会議
  • 人権啓発推進リーダー養成講座人権啓発推進リーダー養成講座
 

人権啓発推進リーダー養成講座のテーマ
  • CSRと人権の関係について
  • 企業が人権問題に取り組む理由
  • 当社の人権問題への取り組み
  • 同和問題を考える
  • 差別意識を考える
  • 国際社会と人権について
  • さまざまな人権問題(女性・子ども・高齢者・障がい者・在日外国人・LGBTなど)について
  • ハラスメント問題(セクシュアルハラスメント・パワーハラスメント・アルコールハラスメントなど)
  • 職場のメンタルヘルスについて
  • コミュニケーションスキル(アンガーマネジメント・アサーティブコミュニケーション)
  • 各地へのフィールドワーク(国立ハンセン病資料館、韓人歴史資料館など)
  • 相談対応の実践

人権デューデリジェンスの取り組み

事業活動のさまざまな側面において、人権に関する課題の特定、発生防止、軽減のため、当社グループは人権デューデリジェンスの構築に取り組んでいます。
これまで継続的に実施してきた主な取り組みは以下の通りです。2018年2月に策定した「東京ガスグループ人権方針」に基づき、引き続き強化を図っていきます。

人権課題対応の主な取り組み
ステークホルダー 主な取り組み
従業員
  • コンプライアンス相談窓口を通じた課題対応
  • 人権啓発推進リーダーの養成と、同リーダーを通じた職場における人権勉強会の講師役や相談窓口機能としての活動
  • 「元気の出る職場づくり」を目標として、人権感覚のブラッシュアップを図る各種研修の実施
  • コンプライアンスアンケートによる潜在的なリスクの洗い出し
  • 労働安全衛生活動を通じた労働環境における課題の発生防止
取引先 お取引先調査によるお取引先の人権課題対応状況の把握
お客さま 個人情報の管理状況のモニタリング

人権課題に関する相談窓口

人権に関する課題を含む、職場におけるさまざまなコミュニケーション問題やコンプライアンスに関する相談窓口を社内(コンプライアンス部)と社外(総合相談サービス会社)に設置しています。2017年度は104件の相談が寄せられ、相談内容に応じて適切に対応しています。対応にあたっては相談者保護を前提とし、相談者に不利益がないように配慮したうえで極力面談を行い、安心して働ける環境づくりをともに考えサポートしています。
株式会社ディ・エフ・エフ, 東京ガス CSR室, 東京ガス 総務部, 東京ガス 総合企画部, 東京ガス 資源・海外本部, 東京ガス エネルギー生産本部, 東京ガス 電力事業計画部, 東京ガス 導管NW本部, 東京ガス IT本部, 東京ガス リビング本部, 東京ガス 基盤技術部, 東京ガス エネソル本部, 東京ガス 環境部, 東京ガス 資材部, 東京ガス 人事部(安全健康福利室), 東京ガス 人事部, 東京ガス 監査部, 東京ガス 監査役室, 東京ガス コンプライアンス部, 東京ガス 地域本部, 東京ガス 財務部, TGES, 東京ガスコミュニケーションズ

研修体系

東京ガスでは、「元気の出る職場づくり」を目標として、グループ従業員を対象に各種研修を実施しています。
研修を通じて、企業を取り巻く人権の最新動向を把握するほか、グローバル企業の社会的責任として求められるサプライチェーン・マネジメントの重要性や、同和問題・ハラスメント・職場のコミュニケーションなどの人権の諸課題を学ぶことで、人権感覚のブラッシュアップを図っています。
また、研修の運営にあたっては、参加型研修を多く採り入れ、参加者の気付きを大切にしています。例えば、「階層別研修」では、人権の視点から職場で気になることなどを、「ちょっと気になる事例」としてまとめ、教材の一つにしています。事例を自分事として捉え、研修参加者同士で話し合うことで、より現実感を伴った研修を展開しています。

2017年度実施状況(注)

内訳 概要 参加者数(名)
(1)階層別研修 入社時、3年目、資格昇格時(2階層)の4階層を対象とした研修 1,527
(2)職場勉強会 各職場でテーマを設定、実践に対応した研修 15,543

(3)人権啓発推進リーダー
養成講座・フォロー研修

新規養成(1年間)および既存リーダーのフォロー研修 353
(4)人権講演会 ポスト者を対象にした外部講師による講演 350
(注)この他、行政からの要請に基づく講師派遣研修も実施。(参加者20名)

階層別人権啓発研修
階層別人権啓発研修

サプライチェーンにおける人権尊重の取り組み

お取引先に対しては、国内外のサプライチェーンにおける人権尊重の取り組みの一環として「取引先購買ガイドライン」を示し、CSR調査等を通じたマネジメント活動に取り組むとともに、当社グループに対しては、「私たちの行動基準」で「取引先購買ガイドライン」の理解と徹底を求めています。さらに「お取引先調査」によって、人権課題対応の状況のモニタリングを行っています。
 

人権講演会

2018年3月には、当社の人権啓発推進委員会メンバー、人事担当者、子会社の人権啓発担当者、ライフバルの経営者・総務部長、TOMOS(東京ガス協力企業会)の経営者、人権啓発推進リーダーを対象として「障がい者との『共生社会』実現に向けた職場へのヒント」をテーマに講演会形式の人権勉強会を開催し、350名が参加しました。

人権講演会
人権講演会

人権週間の取り組み

12月4日〜10日の人権週間にちなみ、人権意識の向上を目的として、当社グループ従業員とその家族を対象に、人権標語の募集をしています。
2017年度は人権標語に11,317件の応募がありました。選出された優秀作品は、ポスターを作成して各事業所に掲示しています。

上記についてご意見・ご感想をどうぞ!

株式会社ディ・エフ・エフ, 東京ガス CSR室, 東京ガス 総務部, 東京ガス 総合企画部, 東京ガス 資源・海外本部, 東京ガス エネルギー生産本部, 東京ガス 電力事業計画部, 東京ガス 導管NW本部, 東京ガス IT本部, 東京ガス リビング本部, 東京ガス 基盤技術部, 東京ガス エネソル本部, 東京ガス 環境部, 東京ガス 資材部, 東京ガス 人事部(安全健康福利室), 東京ガス 人事部, 東京ガス 監査部, 東京ガス 監査役室, 東京ガス コンプライアンス部, 東京ガス 地域本部, 東京ガス 財務部, TGES, 東京ガスコミュニケーションズ