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Contribution to the Environment 環境への貢献

資源循環の推進

循環型社会の形成に向けて

循環型社会の形成には3R[廃棄物等の発生抑制(Reduce:リデュース)、再使用(Reuse:リユース)、再生利用(Recycle:リサイクル)]の取り組みが欠かせません。そのなかでも発生抑制が最も重要とされています。

東京ガスグループでは、製造工場におけるゼロエミッション(最終処分率0.1%未満)やガス導管工事における掘削土の減量化等の発生量を抑制する取り組みに加え、ガスメーターの再利用、使用済みのガス管やガス機器の再資源化等、事業活動の各段階で3Rを徹底し、発生する廃棄物等の循環利用を推進しています。

株式会社ディ・エフ・エフ, 東京ガス CSR室, 東京ガス CSR室(広報G), 東京ガス CSR室(秘書部), 東京ガス 総務部, 東京ガス 総合企画部, 東京ガス 資源・海外本部, 東京ガス エネルギー生産本部, 東京ガス 電力事業計画部, 東京ガス 導管NW本部, 東京ガス IT本部, 東京ガス リビング本部, 東京ガス 基盤技術部, 東京ガス エネソル本部, 東京ガス 環境部, 東京ガス 資材部, 東京ガス 人事部(安全健康福利室), 東京ガス 人事部, 東京ガス 監査部, 東京ガス 監査役室, 東京ガス コンプライアンス部, 東京ガス 地域本部, 東京ガス 財務部, TGES, 東京ガスコミュニケーションズ

製造工場・建設工事における廃棄物対策

製造工場における廃棄物対策
第三者保証
当社グループでは、都市ガス製造工場であるLNG基地に加え、発電所、地域冷暖房センター、LNG冷熱利用製品等の製造工場においてゼロエミッション(最終処分率0.1%未満)をめざした取り組みを進めています。2016年度の廃棄物等の総発生量は809トン、最終処分量は2トンで、最終処分率は0.3%(注)でした。
(注)アスベスト等の再資源化困難な産業廃棄物を除いて算出しています。

 
建設工事における廃棄物対策
第三者保証
ガス事業者から直接請け負うガス設備の建設工事およびお客さま先でのガス管工事、冷暖房給湯工事およびリフォーム工事などから、主にがれき類、建設汚泥、金属くず、木くずなどの廃棄物が当社グループで発生しています。2016年度は、139,856トンの廃棄物が発生し、その98%が再資源化されました。

ガス設備更新工事における廃棄物発生抑制の取り組み
集合住宅におけるTES(Tokyo gas Eco System)の配管工事にプレハブ・プレカット工法を採用しています。この工法は配管・継ぎ手・接続金具をメーカーが工場内で加工し、「配管セット」として住戸ごとの施工時期に合わせ現場に納品、現場では敷設・固定・接続のみを行うものです。メーカー、工事会社、三位一体で取り組みを推進しています。
 
プレカットのメリット
プレカットのメリット

ガス設備更新工事における混合廃棄物排出ゼロの取り組み
ガスセントラル冷暖房システム(HEATS)を導入している集合住宅の設備機器や配管などのリプレース工事では、解体・撤去工事が必要ですが、工事規模が比較的小さく、工期やスペースの都合から分別排出が進まないため、多くは混合廃棄物として排出していました。そこで、施工計画段階から関係者と調整を図って分別廃棄計画を策定し、作業者に対する分別教育の実施等を徹底した結果、2004年度以降は混合廃棄物の排出がゼロとなり、埋立て処分量の抑制につながりました。
 
分別のために作成したガイドブック 分別保管例
分別のために作成したガイドブック  分別保管例
株式会社ディ・エフ・エフ, 東京ガス CSR室, 東京ガス CSR室(広報G), 東京ガス CSR室(秘書部), 東京ガス 総務部, 東京ガス 総合企画部, 東京ガス 資源・海外本部, 東京ガス エネルギー生産本部, 東京ガス 電力事業計画部, 東京ガス 導管NW本部, 東京ガス IT本部, 東京ガス リビング本部, 東京ガス 基盤技術部, 東京ガス エネソル本部, 東京ガス 環境部, 東京ガス 資材部, 東京ガス 人事部(安全健康福利室), 東京ガス 人事部, 東京ガス 監査部, 東京ガス 監査役室, 東京ガス コンプライアンス部, 東京ガス 地域本部, 東京ガス 財務部, TGES, 東京ガスコミュニケーションズ

ガス供給分野における取り組み

ガス導管工事から発生する副産物の3Rやガスメーターのリユース・リサイクルなど、ガス供給分野において循環型社会形成に向けたさまざまな取り組みを行っています。


掘削土の3Rの推進第三者保証
ガス導管の埋設工事は、道路を掘削して行うため、掘削土やアスコン(注1)塊が発生します。当社グループでは、掘削土等を削減するために、「小幅・浅層埋設」や「非開削工法」などの採用による減量化や、発生土の埋め戻し、改良土・再生路盤材の利用拡大など、3Rの取り組みを進めています。また、同一箇所を再掘削する場合に新型仮埋め戻し材「ECOボール」を採用し、新たに開発した部材、工法等の普及も図っています。2016年度の掘削土の搬出量は64万トンで、従来工法を採用した場合の想定搬出量388万トンに対して16.5%に抑制されました。これにより、掘削土を運ぶ車輌の使用も減り、CO2やNOxの排出も抑制しています。
(注1)アスファルト・コンクリート

掘削土の想定搬出量と削減量の推移
掘削土の想定搬出量と削減量の推移
 
新型仮埋め戻し材「ECOボール」 「ECOボール」を利用した導管工事
新型仮埋め戻し材「ECOボール」 「ECOボール」を利用した導管工事



使用済みガス管のリサイクル第三者保証
ガス導管の埋設工事で発生する使用済みガス管のリサイクルを進めた結果、2015年度も再資源化率100%を達成しました。ポリエチレン(PE)管(注2)の切れ端や掘り上げ管は、1994年度からリサイクルシステムを確立し、再資源化されています。2016年度は、合計260トンがガス事業部材や文具品の原材料として再資源化され、ガスメーター(マイコンメーター)の復帰手順書などに使用しています。また、鋼管・鋳鉄管は、2016年度には6,126トン回収し、素材として電炉メーカーなどで100%再資源化されています。
(注2)ポリエチレン製のガス管で、耐震性・防食性にすぐれるため、阪神・淡路大震災以降、急速に普及が進みました。
 
使用済みガス管(PE管)のリサイクルフロー
使用済みガス管(PE管)のリサイクルフロー

 
ガスメーターのリユース・リサイクル第三者保証
東京ガスは、ガスメーターの導入当初より、他社、他業界に先駆けリユースの取り組みを行っています。 
お客さま先に設置されるガスメーターは、通常10年という検定有効期間終了前に交換しますが、当社では、取り外したメーターを回収し、消耗部品の交換、再検定を行ったうえ3サイクル(合計30年間)使用しています。すべての交換対象部品に関して耐久性評価を行い、必要に応じて設計変更を行うなどした結果、現在ではリユース可能な部品はほぼすべて再使用されています。2016年度は、新規に設置したガスメーター総数1,139千個のうち388千個、比率にして34%がリユースされたことで1,614トンの廃棄物の発生を抑制しました。 
また、3サイクルを経過したメーターは、自社で構築したルートで再資源化され、電炉メーカーなどで新たな製品の材料として使われています。

ガスメーターのリユースフロー
廃PE管リサイクル製品ガスメーター
                   ガスメーター
株式会社ディ・エフ・エフ, 東京ガス CSR室, 東京ガス CSR室(広報G), 東京ガス CSR室(秘書部), 東京ガス 総務部, 東京ガス 総合企画部, 東京ガス 資源・海外本部, 東京ガス エネルギー生産本部, 東京ガス 電力事業計画部, 東京ガス 導管NW本部, 東京ガス IT本部, 東京ガス リビング本部, 東京ガス 基盤技術部, 東京ガス エネソル本部, 東京ガス 環境部, 東京ガス 資材部, 東京ガス 人事部(安全健康福利室), 東京ガス 人事部, 東京ガス 監査部, 東京ガス 監査役室, 東京ガス コンプライアンス部, 東京ガス 地域本部, 東京ガス 財務部, TGES, 東京ガスコミュニケーションズ

事業所における廃棄物対策

第三者保証
当社グループの事業所からは、容器包装の廃プラスチック類や、技術開発・教育実習あるいはお客さま先でのメンテナンス業務に伴って発生した廃棄物など、さまざまな産業廃棄物が排出されます。当社グループでは、分別保管の徹底と再資源化、適正処理に取り組んでおり、2016年度の事業所等における産業廃棄物の総発生量は3,565トン(再資源化率87%)となり、2014年度に改訂した資源循環ガイドライン目標に対して未達成となりました。引き続き、再資源化の取り組みを推進します。そのほか、事務所ではコピー紙の使用量を削減するとともに、 紙ごみの発生を抑制し、使用済み用紙のリサイクルを推進しています。2013年度にグループ全体の紙ごみの再資源化率が95%まで達成したことを受け、2014年度は環境保全ガイドラインを改訂し、紙ごみ以外の生ごみなどの再資源化率を高めるために、管理対象を生ごみなど一般廃棄物全体に拡大しました。その結果、2016年度のグループ全体の一般廃棄物の総発生量は2,931トン(再資源化率76%)となり、目標を達成しました。


東京ガス循環再生紙の取り組み
当社は、2003年度から社内の使用済み文書や古紙を回収し、「東京ガス循環再生紙」として再利用しています。2016年度は339トンの循環再生紙を購入しました。循環再生紙は、営業用パンフレットやチラシのほか、カレンダーや各種報告書等に使用しています。「東京ガス循環再生紙」は、通常の古紙のリサイクルや再生紙の購入と異なり、当社が再生原料の提供(廃棄物の排出)とグリーン購入(用紙購入)を行い、紙に関わるプロダクト・チェーンのグリーン化を主体的に推し進めています。古紙の流通段階から再生紙の生産段階では、古紙運搬業者や古紙問屋、紙卸問屋、製紙会社、印刷段階では企画制作会社や印刷会社等の、多くの関係者の協力を得て実施しています。さらに、社内においても、社員一人ひとりが質の高い再生紙提供のため、徹底した分別に取り組んでいます。
東京ガス循環再生紙は、合法的に伐採され、伐採からの流通経路をすべて確認した木材原料を使用していることが証明されています。
循環再生紙を利用できない印刷物については、森林保全など環境に配慮したFSC認証を受けた紙を使用することを推奨し、持続可能な森林利用を支援しています。
 
使用済み用紙のリサイクル「循環再生紙」


 

使用済み用紙のリサイクル「循環再生紙」
 

徹底した紙の分別 回収された古紙
徹底した紙の分別  回収された古紙

 

協力企業における機密文書資源化処理の取り組み
当社がお客さま接点業務の多くを委託している協力企業において、個人情報を含む機密文書の適正な処分が求められます。 そこで当社は、協力企業を対象としたセキュリティとリサイクルを担保する機密文書再資源化処理システム(PAPERS)を構築し、2005年8月から運用しています。
協力企業向けにすでに構築されている社内便を活用することと、運搬先の製紙工場も含め比較的空いている土曜日を回収日に充てることにより、コストも含めたシステムの効率化が図られています。回収された機密文書は、その日のうちに製紙工場に運ばれ、専用ダンボールに箱詰めされた状態で直接溶解処理され、セキュリティを確保しています。2016年度は合計14,236箱の機密文書が再資源化処理されました。
 

回収用専用段ボールと協力企業で独自に用いられている回収箱

回収用専用段ボールと協力企業で独自に用いられている回収箱

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お客さま先における廃棄物対策

製品の設計段階での配慮による廃棄物の発生抑制や使用済み機器や部材の自社システムによる回収などを通じ、お客さま先における3R推進に取り組んでいます。


使用済みガス機器などの廃棄物回収・ 再資源化システム(SRIMS)第三者保証 
当社は、1994年8月から、ガス機器や部品・配管材料を協力企業に配送しながら廃棄物の回収も行う、環境負荷の低減とコストの削減を両立させた独自の廃棄物回収・再資源化システム(SRIMS)を運用し、お客さま先での買い替えやガス工事・リフォーム工事等で発生する使用済みガス機器・廃材の回収に努めています。 
2016年度は、8,296トンの廃棄物を回収し、7,883トン再資源化しました。

SRIMSのしくみ
SRIMSのしくみ
 
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家電リサイクルへの取り組み第三者保証
家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)の対象機器である当社ブランドの家庭用ガスエアコンと衣類乾燥機は、パナソニック(株)や(株)東芝を中心とする通称Aグループにおいて、引取りと再商品化を行っています。 
2016年度は、エアコンについては回収した総重量の90%(法の基準は80%以上)、衣類乾燥機については87%(法の基準は82%)を再商品化しました。

家電リサイクル法対応実績
項目 単位 2016年度
エアコン 衣類乾燥機
指定引取り場所での引取り台数 13,309 6,896
処理プラントへの運搬台数 13,338 6,879
再商品化 再商品化処理台数 12,828 6,893
再商品化処理重量 トン 528 274
再商品化重量 トン 478 241
再商品化率 90 87
フロン類 回収重量 kg 8,523
破壊重量 kg 2,100
また、協力企業が小売業者としてお客さまから引き取った特定家庭用機器廃棄物は、主にSRIMSを用いて指定引取り場所まで適正に運搬されています。


容器包装廃棄物の削減第三者保証
お客さま先での容器包装廃棄物の排出を削減するために、当社は、協力企業によるガス機器設置、販売時のお客さま先からの不要な容器包装材の回収を励行しています。 
お客さま先から回収された容器包装は主にSRIMSにより再資源化され、2016年度はダンボール約636トン、発泡スチロール約14トンを回収し、全量再資源化しました。また、ダンボールの形状の工夫による緩衝材の削減やラップフィルムを用いたシュリンク包装によるダンボールの削減、あるいはリターナブル包装(使用済の上下の包装材を回収し再使用)の採用など、ガス機器における容器包装材の削減にも取り組んでいます。
 
形状を工夫し緩衝材を削減したダンボール シュリンク包装 リターナブル包装(通い容器)
形状を工夫し緩衝材を削減したダンボール シュリンク包装  リターナブル包装 (通い容器)
SRIMSのしくみ

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