Tokyogasgroup csr report

Decarbonization through Energy Supply エネルギー供給を通じた社会全体の低炭素化

資源循環の推進

循環型社会の形成に向けて

東京ガスグループは、循環型社会の形成に向け、資源循環の推進ガイドラインを設定し、グループをあげて3R(廃棄物等の発⽣抑制 Reduce、再利⽤ Reuse、再⽣利⽤ Recycle)を推進しています。具体的には、製造⼯場でのゼロエミッションやガス導管⼯事における掘削⼟の削減、ガスメーターの再利⽤、使⽤済みのガス管(鋼管・鋳鉄管・ポリエチレン管)の再資源化など、事業活動の各段階で資源循環に取り組んでいます。

株式会社ディ・エフ・エフ, 東京ガス CSR室, 東京ガス 総務部, 東京ガス 総合企画部, 東京ガス 資源・海外本部, 東京ガス エネルギー生産本部, 東京ガス 電力事業計画部, 東京ガス 導管NW本部, 東京ガス IT本部, 東京ガス リビング本部, 東京ガス 基盤技術部, 東京ガス エネソル本部, 東京ガス 環境部, 東京ガス 資材部, 東京ガス 人事部(安全健康福利室), 東京ガス 人事部, 東京ガス 監査部, 東京ガス 監査役室, 東京ガス コンプライアンス部, 東京ガス 地域本部, 東京ガス 財務部, TGES, 東京ガスコミュニケーションズ

廃棄物の総発生量と再資源化率


第三者保証
各事業所からは、容器包装の廃プラスチック類や、技術開発・教育実習あるいはお客さま先でのメンテナンス業務に伴って発生した廃棄物など、さまざまな産業廃棄物が排出されます。東京ガスグループは、分別保管の徹底と再資源化、適正処理に取り組んでいます。
その他、事務所ではコピー紙の使用量を削減するとともに、紙ごみの発生を抑制し、使用済み用紙のリサイクルを推進しています。

産業廃棄物(2018年度)

項目 発生量 再資源化量 最終処分量 再資源化率 最終処分率
(t) (t) (t) (%) (%)
産業廃棄物 142,517 137,712 2,483 97 1.7
  製造工場(注1) 678 405 8 60 1.2
東京ガス単体 4,767 3,607 575 76 12
  • (注1) 「製造工場」は、都市ガスを含む製品を製造する事業所、地域冷暖房および発電所におけるデータ。

一般廃棄物(2018年度)

項目 発生量 再資源化量 再資源化率
(t) (t) (%)
一般廃棄物 2,990 2,333 78
  東京ガス単体 998 811 81

コピー紙(2018年度)

項目 購入量
(百万枚)
コピー紙 115
  東京ガス単体 53
株式会社ディ・エフ・エフ, 東京ガス CSR室, 東京ガス 総務部, 東京ガス 総合企画部, 東京ガス 資源・海外本部, 東京ガス エネルギー生産本部, 東京ガス 電力事業計画部, 東京ガス 導管NW本部, 東京ガス IT本部, 東京ガス リビング本部, 東京ガス 基盤技術部, 東京ガス エネソル本部, 東京ガス 環境部, 東京ガス 資材部, 東京ガス 人事部(安全健康福利室), 東京ガス 人事部, 東京ガス 監査部, 東京ガス 監査役室, 東京ガス コンプライアンス部, 東京ガス 地域本部, 東京ガス 財務部, TGES, 東京ガスコミュニケーションズ

3Rの推進

廃棄物等の発生抑制(Reduce)における取り組み

 
掘削土における取り組み

ガス導管の埋設工事に際しては、道路を掘削するため掘削土が発生し、その埋め戻しに⼭砂を利用しています。⼭砂の使⽤量削減は、環境破壊を抑制するとともに、⼯事現場まで運搬する⾞両等が排出するCO₂削減につながります。東京ガスグループのガス管の埋設⼯事では、掘削幅を狭くし、埋設深さを従来よりも浅くする「⼩幅・浅層埋設」や、道路を開削せずにガス管を埋設する「非開削⼯法」などを採⽤して掘削土量の削減に努め、山砂の使用を抑えています。
また、さらなる⼭砂の使⽤量削減のために、発生土(リユース)や改良⼟・再⽣路盤材(リサイクル)、ECOボール(リデュース、リユース)の利用拡大など3Rの取り組みを進めています。

新型仮埋め戻し材「ECOボール」

新型仮埋め戻し材「ECOボール」

「ECOボール」を利用した導管工事

「ECOボール」を利用した導管工事
製造工場における取り組み第三者保証
都市ガス製造⼯場であるLNG基地に加え、発電所、地域冷暖房センターにおいてゼロエミッション(最終処分率1%未満)を目標に掲げ、取り組みを進めています。2018年度の廃棄物等の総発⽣量は678t、最終処分量は8tで、最終処分率は1.2%(注1)でした。
  • (注1) アスベスト等の再資源化困難な産業廃棄物を除いて算出しています。

再利用(Reuse)における取り組み

 
ガスメーターのリユース・リサイクル第三者保証
ガスメーターの導⼊当初から、他社、他業界に先駆けてリユースの取り組みを⾏っています。
お客さま先に設置しているガスメーターは、通常10年という検定有効期間終了前に交換しますが、東京ガスでは、取り外したメーターを回収し、消耗部品の交換、再検定を⾏ったうえで3サイクル、最⻑で30年間使⽤しています。2018年度は、32.6万個のガスメーターをリユースし、1,358tの廃棄物の発⽣を抑制しました。
なお、3サイクルを経過したメーターは、そのまま廃棄せず、⾃社で構築したルートで再資源化し、電炉メーカーなどで新たな製品の材料として使用されています。
 

ガスメーター

ガスメーター

分解したガスメーター

分解したガスメーター

再生利用(Recycle)における取り組み

 
使用済みガス管のリサイクル第三者保証
ガス導管の埋設⼯事で発⽣する使⽤済みガス管(切れ端や掘り上げ管)については、1994年度にリサイクルシステムを確⽴しており、PE管はプラスチックの材料として、鋼管・鋳鉄管は金属素材として、毎年100%の再資源化を達成しています。また、PE管(注1)はガスメーターの復帰⼿順書などとして、一部自家使用もしています。
  • (注1) ポリエチレン製のガス管で、耐震性・防⾷性にすぐれるため、阪神・淡路⼤震災以降、急速に普及が進みました。

使用済みガス管のリサイクル率

  2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度
ガス導管 PE管 100% 100% 100% 100% 100%
鋼管・鋳鉄管 100% 100% 100% 100% 100%


プラスチック材料に生まれ変わるPE管

プラスチック材料に生まれ変わるPE管

Plastic Smart「プラスチックスマート」のロゴ

プラスチック・スマート:世界的な海洋プラスチック問題の解決に向けて、個人・自治体・NGO・企業・研究機関など幅広い主体が連携、協働して取組を進めることを後押しするため、環境省が取り組んでいるキャンペーン。当社は、本事例をプラスチック・スマート取組事例に登録しています。

株式会社ディ・エフ・エフ, 東京ガス CSR室, 東京ガス 総務部, 東京ガス 総合企画部, 東京ガス 資源・海外本部, 東京ガス エネルギー生産本部, 東京ガス 電力事業計画部, 東京ガス 導管NW本部, 東京ガス IT本部, 東京ガス リビング本部, 東京ガス 基盤技術部, 東京ガス エネソル本部, 東京ガス 環境部, 東京ガス 資材部, 東京ガス 人事部(安全健康福利室), 東京ガス 人事部, 東京ガス 監査部, 東京ガス 監査役室, 東京ガス コンプライアンス部, 東京ガス 地域本部, 東京ガス 財務部, TGES, 東京ガスコミュニケーションズ

お客さま先における廃棄物対策

製品の設計段階での配慮や容器廃棄物の削減による廃棄物の発生抑制、使用済み機器などの回収を通じ、お客さま先における3R推進に取り組んでいます。
使用済みガス機器などの廃棄物回収・ 再資源化システム(SRIMS)
第三者保証
東京ガスは、お客さま先での買い替えやガス⼯事・リフォーム⼯事等で発⽣する使⽤済みガス機器・廃材の回収に努めています。1994年8⽉から運⽤しているのが、ガス機器や部品・配管材料を協⼒企業に配送しながら廃棄物を回収する、環境負荷の低減とコストの削減を両⽴させた独⾃の廃棄物回収・再資源化システム(SRIMS)です。2018年度は、7,391tの廃棄物を回収し、6,938t再資源化しました。

使用済み機器などの回収・再資源化システム(SRIMS)

使用済み機器などの回収・再資源化システム(SRIMS)
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家電リサイクルへの取り組み

家電リサイクル法(特定家庭⽤機器再商品化法)の対象機器である当社ブランドの家庭⽤ガスエアコンと⾐類乾燥機は、パナソニック(株)や(株)東芝を中⼼とする通称Aグループにおいて、引取りと再商品化を⾏っています。

家電リサイクル法対応実績(2018年度)

項目 単位
エアコン 衣類乾燥機
指定引取り場所での引取り台数 12,979 6,039
処理プラントへの運搬台数 12,990 6,036
再商品化 再商品化処理台数 13,123 6,047
再商品化処理重量 t 540 245
再商品化重量 t 494 216
再商品化率 91 88
フロン類 回収重量 kg 8,246 -
破壊重量 kg 999 -
容器包装廃棄物の削減
第三者保証

お客さま先での容器包装廃棄物の排出を削減するために、当社は、協⼒企業によるガス機器設置、販売時のお客さま先からの不要な容器包装材の回収を励⾏しています。
お客さま先から回収した容器包装は主に使⽤済みガス機器などのSRIMSにより再資源化しており、2018年度はダンボール約558t、発泡スチロール約13.6tを回収し、全量再資源化しました。
また、ガス機器の容器包装材の削減にも取り組んでいます。ダンボールの形状の⼯夫による緩衝材の削減、ラップフィルムを⽤いたシュリンク包装によるダンボールの削減、あるいはリターナブル包装(使⽤済の上下の包装材を回収し再使⽤)の採⽤などが主な取り組みです。

 

形状を工夫し緩衝材を削減したダンボール

形状を工夫し緩衝材を削減したダンボール

シュリンク包装

シュリンク包装

リターナブル包装(通い容器)

リターナブル包装(通い容器)
SRIMSのしくみ
株式会社ディ・エフ・エフ, 東京ガス CSR室, 東京ガス 総務部, 東京ガス 総合企画部, 東京ガス 資源・海外本部, 東京ガス エネルギー生産本部, 東京ガス 電力事業計画部, 東京ガス 導管NW本部, 東京ガス IT本部, 東京ガス リビング本部, 東京ガス 基盤技術部, 東京ガス エネソル本部, 東京ガス 環境部, 東京ガス 資材部, 東京ガス 人事部(安全健康福利室), 東京ガス 人事部, 東京ガス 監査部, 東京ガス 監査役室, 東京ガス コンプライアンス部, 東京ガス 地域本部, 東京ガス 財務部, TGES, 東京ガスコミュニケーションズ

その他、事業活動における取り組み

建設⼯事における廃棄物対策

東京ガスグループは、ガス事業者から直接請け負うガス設備の建設⼯事およびお客さま先でのガス管⼯事、冷暖房給湯⼯事およびリフォーム⼯事などの際に廃棄物(主にがれき類、建設汚泥、⾦属くず、⽊くずなど)が発⽣するため、その削減に尽力しています。
 

ガス設備新設⼯事における廃棄物発⽣抑制の取り組み
給湯暖房設備であるTES(Tokyo gas Eco System)・エネファームの配管⼯事にプレハブ・プレカット⼯法を採⽤しています。この⼯法では、メーカーが配管・継ぎ⼿等を⼯場内で加⼯した「配管セット」を施⼯時期に合わせて現場に納品し、現場では機器への接続や固定のみを⾏います。
現場での加工が発生せず端材の発⽣を抑制できるこの工法の採用を、メーカー、施⼯会社と三位⼀体で推進しています。
 
ガス設備更新⼯事における混合廃棄物排出ゼロの取り組み
集合住宅に導入されたガスセントラル冷暖房システム(HEATS)のリプレース⼯事では、設備機器や配管などの解体・撤去⼯事が必要ですが、⼯事規模は⽐較的⼩さいものの⼯期やスペースの都合から分別排出が進まないため、多くは混合廃棄物として排出していました。混合廃棄物は、リサイクル率が低く、大部分が埋立て処分されていました。そこで、施⼯計画段階から関係者と調整を図って分別廃棄計画を策定し、作業者に対する分別教育の実施等を徹底しました。その結果、混合廃棄物の排出がゼロとなり、埋⽴て処分量の抑制につながっています。

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