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Enhancement of Energy Security エネルギーセキュリティの向上

電力事業の推進

東日本大震災後の天然ガスへの期待の高まりや、電力・ガス小売全面自由化といった国内のエネルギーをめぐる大きな情勢変化のなかで、東京ガスグループはエネルギーを社会へ安定的かつ低価格で供給することが重要な社会からの期待と捉え、電力事業を展開しています。

競争力ある電源の拡充

電源の拡充
東京ガスでは、電力・ガスシステム改革などエネルギー環境が大きく変化するなか、これまで以上にお客さまのニーズに合ったガスと電気のトータルソリューションでエネルギーの提供をすることが重要と考えています。そのためには、電源の安定的な確保が必須であり、天然ガス火力発電に加えて、他燃料電源を組み合わせた「電源ポートフォリオ」の構築を検討しています。
 

電力事業の基盤整備
当社は、新電力のなかで最大級の電源を保有しています。2020年には自社持分としての電源規模を現行の160万kWから約300万kWに拡充し、安定供給のための体制を構築していきます。電力事業の基盤整備に向けて、天然ガスを利用した発電所の建設を推進していますが、建設にあたっては、(1)需要地に近接していること、(2)最新型の高効率コンバインドサイクル発電設備を利用し環境負荷を抑制すること、(3)当社のLNG基地周辺に立地しシナジーを活かした効率的かつ安定的な運営を実現すること、などにより安定的な供給を実現していきます。
2016年2月には、扇島パワーの3号機が営業運転を開始し、東京ガスグループの電源は、東京ガスベイパワー(10万kW 当社100%出資)、東京ガス横須賀パワー(24万kW 同75%)、川崎天然ガス発電(42万kW×2基 同49%)、扇島パワー(40万kW×3基 同75%)の体制となりました。さらに、(株)神戸製鋼所の子会社である(株)コベルコパワー真岡が栃木県真岡市に建設準備を進めている「真岡発電所」が発電する電力の全量(120万kW)供給を受けること(1号機2019年後半、2号機2020年前半)を意思決定しています。また、2015年5月には、出光興産(株)、九州電力(株)と石炭火力発電所開発に向けた検討を進めるため、(株)千葉袖ケ浦エナジーを設立しました。
当社は、天然ガスの利用に加え、再生可能エネルギーの普及促進にも貢献しています。袖ヶ浦LNG基地内にて自ら風力発電事業を行うとともに、庄内風力発電(株)への出資(当社30.2%)やくろしお風力発電(株)からの電力購入などを通じて、風力発電事業に参画しています。また、2017年2月には、太陽光発電など再生可能エネルギーの開発を手がける自然電力(株)と資本業務提携を行い、可能な限り早期に太陽光での発電規模60MWを目標として、共同で開発を行っていきます。


東京ガスグループの電力供給体制(2017年6月現在)

東京ガスグループの電力供給体制(2017年6月現在)
 
安定した発電
当社グループの火力発電所は、当社のLNG基地で製造した天然ガスを燃料としています。また、発電所は運転・監視業務を実施し、日常点検や定期検査を行いながら安定供給を継続しています。今後も、ガス事業で培ったノウハウを活かし、保安の確保、安定供給および環境対策に最善を尽くしながら、より安価な電力供給を実現することで、総合エネルギー事業者として社会の要請や期待に応えていきます。
 
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▶ 電力事業における取り組み

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