Tokyogasgroup csr report

Top Commitment

トップコミットメント


トップコミットメント

サステナブルな社会の実現に向けて受け継いできた「フロンティア精神」で、真の総合エネルギー企業に進化します



「東京に青い空を取り戻そう」に込められた思い
エネルギー事業者として、私たちにはサステナブル(持続可能)な社会を実現し、美しい地球を次世代に引き継いでいく責任があります。
東京ガスは幾多の困難を乗り越え、日本で初めてLNG(液化天然ガス)の導入を実現し、50年目を迎えました。それまで石炭・石油を原料としてガスを製造していましたが、クリーンで高カロリーな天然ガスに転換することで有害物質の放出を大幅に減らしました。また、エネルギーの需要が急増する中でも、技術革新による供給能力の向上が、最小限の設備投資での安定供給を可能にしました。
「東京に青い空を取り戻そう」という当時の経営者の想いと高度な経営判断が次代を切り拓く原動力となり、今日では、天然ガスは日本の社会経済を支える基幹エネルギーとなっています。
 


創業以来の進取の精神をもって目指す中期経営計画の達成
業界全体がかつてない変革を迫られる中、中期経営計画「GPS2020」(2018-20年度)の初年度にあたる2018年度は、以前から蒔いてきた種が芽吹き始める1年となりました。ガス事業ではお客さまの他社への切り替えが想定以上であった一方で、電気事業では想定以上のご契約を賜りました。ガス事業は新規参入による競争激化の波に晒されましたが、少しずつではあるものの他社にガスを切り替えたお客さまが戻ってきてくださっています。
エネルギー会社が、お客さまから選ばれる条件は、料金の安さだけではありません。安定供給や保安、防災対策など、お客さまに安心・安全にエネルギーをご利用いただくための取り組みを地道に積み重ねることで信頼が得られ、お客さまに選んでいただけると考えています。
1885年10月1日、東京瓦斯会社を創立した渋沢栄一は、「公益追求に対する高い志を持ち、正しい道によって企業を経営し、同時に利益を得る」といった「道徳経済合一説」を説いており、東京ガスグループも持続可能な社会と企業の実現に取り組んできました。
今後もこの精神を受け継ぎ、創業以来の進取の精神を肝に据えて、事業活動を行なってまいります。
 


生産性向上を見据え、業務プロセスを改善
事業活動を通じてサステナブルな社会を実現していく上で、働く場の環境整備は不可欠です。当社はこれまで、業務プロセスの改善を目的に創設したプロジェクト部を中心に、長時間労働の是正やコスト削減、さらには多様な社員が働きやすい人事制度や職場環境の実現まで、生産性向上を目的とした社内改革を実施してきました。
また、社長に就任して以来、定期的に各部門・子会社を訪問して意見交換し、現場が直面する課題に対して必要な改善策を講じてきました。ECRS(Eliminate, Combine, Rearrange, Simplify)を旗印に、IoT導入による業務の効率化が実現するなど、効果は少しずつ現れています。従業員が十分に能力を発揮し、活躍できるよう、さらなる取り組み強化を図っていきます。
 


「次なる半世紀」 サステナブルな社会の実現に向けて
次なる半世紀を見据え、2030年を当面のターゲットに据えた事業構造の変革を推進しています。キーファクターとなるのが、「Deregulation(規制緩和)」「Decarbonization(脱炭素化)」「Decentralization(分散化)」「Digitalization(デジタル化)」の4つの「D」です。いかに、エネルギーの自由化・競争激化、低炭素・脱炭素の要請、太陽光発電や風力発電といった分散型エネルギーの活用、最新デジタル技術を用いた既存事業の変革と新事業創出の必要性の高まりに対応していくか。予測される国内のエネルギー需要縮小への柔軟な対応、国際展開のさらなる充実と併せて、今後の重要課題と捉えています。
解決の糸口となり得るのが、単にガス・電気を供給するのではなく、お客さまが必要とするサービスを提供する「Energy as a service(EaaS)」です。スマートエネルギーネットワークもEaaSの一つです。クリーンな都市ガスを燃料として、ガスコージェネレーションシステムで電気を作り、同時に発生する熱を冷房・暖房・給湯・蒸気として供給し、ICTによるエネルギーマネジメントシステムも合わせたサービスにより「安心で快適なまちづくり」に貢献しています。
 
天然ガスの有効・高度利用は低炭素の実現には不可欠であり、最大の近道になると確信しています。例えば天然ガス火力発電は、バックアップ電源としての柔軟性に優れるため、不安定な再生可能エネルギーを補完し、その導入・普及の土台構築に大きく寄与します。そのさらに先に向けては、水素や分散型の再生可能エネルギーなどを活用した脱炭素社会を実現できる可能性もあります。具体的には、2030年を見据えた次期長期経営ビジョンにおいて、未来を描いていきます。
 
コーポレートメッセージ「あなたとずっと、今日よりもっと。」においては、当社グループが暮らしと社会の原動力となるべく、明るく、安心で、快適な明日の実現に向け挑戦、行動していくことを掲げています。激動する社会の中で、これからもその役割を果たせるよう、グローバルな視点で社会の要請・期待に応え、サステナブルな社会の実現に貢献し続けていきます。
 

東京ガス株式会社代表取締役社長 内田 高史

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