Tokyogasgroup csr report

ガスコージェネレーションシステムによるエネルギーの有効利用

東京ガス浜松町本社ビルではガスコージェネレーションシステム(以下、コージェネ)を1984年から導入し、早期に省エネルギーへの取り組みを実施してきました。2008年度には最新のコージェネへのリニューアル(注1)を行い、2009年4月より運転を開始しました。この省エネ対策の効果もあり、浜松町本社ビルのCO2排出量を年間約1,400t削減しました。

 

また、東日本大震災により逼迫した2011年夏の電力供給において、全社で保有しているコージェネを稼動させ、顕著な節電効果を上げました。
(注1)リニューアルしたコージェネ:930kW級ガスエンジン2基 総合効率72%(発電38%、排熱回収32%)。
株式会社ディ・エフ・エフ, 東京ガス CSR室, 東京ガス 総務部, 東京ガス 総合企画部, 東京ガス 資源・海外本部, 東京ガス エネルギー生産本部, 東京ガス 電力事業計画部, 東京ガス 導管NW本部, 東京ガス IT本部, 東京ガス リビング本部, 東京ガス 基盤技術部, 東京ガス エネソル本部, 東京ガス 環境部, 東京ガス 資材部, 東京ガス 人事部(安全健康福利室), 東京ガス 人事部, 東京ガス 監査部, 東京ガス 監査役室, 東京ガス コンプライアンス部, 東京ガス 地域本部, 東京ガス 財務部, TGES, 東京ガスコミュニケーションズ

老朽化した建物を省エネルギー・環境配慮ビルに建て替え

環境に配慮した企業活動の一環として、省エネ、耐震安全性、長寿命化等を考慮した「設計ガイドライン」(2010年作成)を作成し、グループが所有するビルの建替計画に反映しています。

「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受賞した「TG平沼ビル」

TG平沼ビルは、「ムダなく、ムリせず省エネ・省CO2」をコンセプトにした、中規模の省エネ・環境配慮型事務所ビルで(地上5階建て、約7,200m2)、東京ガスの「設計ガイドライン」に基づいた老朽化建築物建替えの第一号(2013年3月竣工)です。同ビルは、太陽熱とコージェネの廃熱を利用したソーラークーリングシステムを導入し、主に日中の定常的な冷暖房負荷におけるCO2排出量を大幅に削減しています。また、時間帯や在室者数などによって変動する冷暖房負荷には、超高効率ガスエンジンヒートポンプ「GHP XAIR(エグゼア)」によるきめ細やかな個別空調で対応しています。そのほかにも、太陽光発電設備などの再生可能エネルギーや、自然換気システムなどのパッシブの利用などもあわせて、建物内の快適性を損なうことなく、同規模の事務所ビルに比べて約30%の省エネを実現しています。
本ビルは、その先進的な取り組みが評価され、国土交通省の「平成23年度住宅・建築物省CO2先導事業」(注1)に選出されました。2015年12月には、環境省の「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」で「対策技術先進導入部門賞」を受賞し、さらに2016年度には、国が定めている省エネ基準適合建築物の認定・表示制度であるBELS(注2)の認証を取得しています(評価★★★★、最高評価は★5つ)。
当社グループでは今後も、ZEB(注3)化の実現に向けてTG平沼ビルで試みた省エネ・省CO2技術を広く世の中に普及していきます。
  • (注1) 省CO2の実現に優れたリーディングプロジェクトとなる住宅・建築プロジェクトを公募によって募り、整備費等の一部を補助する事業。
  • (注2) 建築物省エネルギー性能表示制度のこと。「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」(建築物省エネ法)において、より進んだ省エネ建物に対して、第三者評価機関が省エネルギー性能を評価し認証する制度。
  • (注3) ネット・ゼロ・エネルギー・ビルのことをいい、大幅な省エネを実現したうえで、再生可能エネルギーを導入することにより、一次エネルギー消費量の年間収支(ネット)をゼロにすることを目指した建築物。エネルギー基本計画に位置付けられており、国が導入を推進している。
 
TG平沼ビルの建物外観 TG平沼ビルの建物外観
 

CASBEE(新築)でS認証を取得した「アースビル立川(TG立川ビル)」

「アースビル立川(TG立川ビル)」は、老朽化に伴う建替えにより、2015年7月に竣工した中規模事務所ビルです(地上5階建て、約10,600m2)。運用におけるZEB化を目指し、再生可能エネルギーの活用、高効率な設備機器の採用等の環境配慮を行っています。また免震・制振装置を組み合わせ、地震災害を大幅に低減するシステムを導入することで、非常時の事業継続性に優れた建物となっています。
本建物は、CASBEE(注4)新築において、当社では初めてとなる最高ランクS認証を取得しています。また、2016年度には、国が定める省エネ基準適合建築物の認定・表示制度であるBELSの認証を取得しました(評価★★★★、最高評価は★5つ)。
(注4)建築環境総合性能評価システムのことをいい、建築物の環境性能で評価し、格付けする手法で5段階で格づけが与えられる。
 
アースビル立川の建物外観 アースビル立川の建物外観
   

ZEBをめざすアースポート

2010年に横浜市都筑区の東京ガス港北NT(ニュータウン)ビル、愛称「アースポート」の改修に着⼿しました。設備の効率化やエネルギーの⾯的利⽤の増進によって、2030年までに年間⼀次エネルギー使⽤量を正味(ネット)でゼロにすることがその主目的です。2015年度には、太陽熱や太陽光発電などの再⽣可能エネルギーとコージェネの最適運転制御などにより、⼀次エネルギー消費量を約49%、CO2排出量は約54%の削減を実現しました。
 
アースポートの建物外観(改修後) アースポートの建物外観(改修後)
株式会社ディ・エフ・エフ, 東京ガス CSR室, 東京ガス 総務部, 東京ガス 総合企画部, 東京ガス 資源・海外本部, 東京ガス エネルギー生産本部, 東京ガス 電力事業計画部, 東京ガス 導管NW本部, 東京ガス IT本部, 東京ガス リビング本部, 東京ガス 基盤技術部, 東京ガス エネソル本部, 東京ガス 環境部, 東京ガス 資材部, 東京ガス 人事部(安全健康福利室), 東京ガス 人事部, 東京ガス 監査部, 東京ガス 監査役室, 東京ガス コンプライアンス部, 東京ガス 地域本部, 東京ガス 財務部, TGES, 東京ガスコミュニケーションズ

運用改善による省エネルギー

東京ガスでは、各ビルにおいて⼊居しているビルの所有者、設備管理者、⼊居部所の三者が連携して省エネ委員会を開催し、エネルギー診断や空調の温湿度の適正管理、さらに節電パトロールなど社員⼀⼈ひとりが省エネ活動を推進しています。

 

また、電力使用がピークとなる夏期・冬期に節電キャンペーンを実施し、東京ガスグループ全体で省エネに取組んでいます。
設備投資については、事業所においてLED、Hf型蛍光灯などの⾼効率照明の導⼊を進めることで、省エネ効果をさらに⾼めています。
 

東京ガス浜松町本社ビルでの「見える化」例

東京ガス浜松町本社ビルでの「見える化」例

「節電キャンペーン」ポスター

「節電キャンペーン」ポスター
Topic
当社グループ初!非化石証書を用いた再生可能エネルギー(FIT)電気の購入

2018年7⽉、「がすてなーに ガスの科学館」は、購入電力(施設で使用する電気の約30%)を非化⽯証書を⽤いた再⽣可能エネルギー(FIT)電気(注1)に切り替えました。今回の切り替えにより、「がすてなーに」における購入電力からのCO2排出量の2018年度実績は、2017年度⽐で約▲78%となりました。なお、施設で使用する残り約70%の電気は、クリーンな天然ガスを⽤いた⾼効率な燃料電池で発電しています。

「がすてなーに」電力供給スキームイメージ図

「がすてなーに」電力供給スキームイメージ図

  • (注1) エネットが提供するCO2排出係数0[kg-CO2/kWh]のグリーンメニューのひとつ。今回当社が購⼊する電気は、そのうち非化⽯証書を⽤いた再⽣可能エネルギー(FIT)電気。

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