Tokyogasgroup csr report

Constructing a Robust Energy Platform 強靭なエネルギープラットフォームの構築

まちづくり

東京ガスグループのまちづくり

東京ガスグループでは、総合エネルギー事業者としての強みを活かし、不動産の開発・活用・管理を通じたエネルギーの有効利用と、災害に強い安心・安全なまちづくりに取り組んでいます。

地域開発サービス(不動産)事業

自社保有地の活用や新たな不動産の購入、ビジネスパートナーとの共同事業を通じて、都心部を中心に不動産開発を展開しています。

オフィス賃貸事業

都市部を中心に複数のビルを建設・保有・賃貸運営し、質の高いビジネス空間の提供に取り組んでいます。1994年に竣工した高層複合ビルの「新宿パークタワー」、JR田町駅に直結し、スマートエネルギーネットワーク(以下、スマエネ)の構築やBCP(事業継続計画)強化を特徴とする「msb Tamachi(ムスブ田町)」(第Ⅰ期:2018年5月竣工、第Ⅱ期:2020年夏竣工予定)、浜松町・大門エリアに位置し都内有数のフロア面積を擁する大規模オフィスビルの「芝パークビル」はその代表例です。

 

新宿パークタワー

新宿パークタワー

ムスブ田町 ムスブ田町

芝パークビル

芝パークビル

住宅賃貸事業

都心の人気エリアを中心に、賃貸マンション「ラティエラシリーズ」を展開し、安心で快適な暮らしを支える住まいの提供に取り組んでいます。2018年5月に、自社保有地を活用した中規模賃貸住宅の第一号案件として、東京都練馬区で「豊玉賃貸住宅(仮称)」の建設に着手し、同年度中に新たに4棟の賃貸住宅用建築を取得しました。

 

ラティエラ都立大学 ラティエラ都立大学

豊玉賃貸住宅(仮称)

豊玉賃貸住宅(仮称)
株式会社ディ・エフ・エフ, 東京ガス CSR室, 東京ガス 総務部, 東京ガス 総合企画部, 東京ガス 資源・海外本部, 東京ガス エネルギー生産本部, 東京ガス 電力事業計画部, 東京ガス 導管NW本部, 東京ガス IT本部, 東京ガス リビング本部, 東京ガス 基盤技術部, 東京ガス エネソル本部, 東京ガス 環境部, 東京ガス 資材部, 東京ガス 人事部(安全健康福利室), 東京ガス 人事部, 東京ガス 監査部, 東京ガス 監査役室, 東京ガス コンプライアンス部, 東京ガス 地域本部, 東京ガス 財務部, TGES, 東京ガスコミュニケーションズ

スマエネの構築

広がるスマエネ

 

広がるスマエネ
 
ガスコージェネレーションシステム(以下、コージェネ)の特性を活かし、環境性・防災性に優れたまちづくりを実現するのが、東京ガスグループが注⼒している「スマエネ」です。コージェネを核として、地域で使⽤する熱と電気をネットワーク化するとともに、再⽣可能・未利⽤エネルギーを最⼤限活⽤し、これらのエネルギーや需要側の利⽤状況も含めてICT(情報通信技術)を使って的確にマネジメントすることで、最適なエネルギーシステムを構築します。これにより防災機能等も⾼まることからBCPにも対応し、都市の価値向上にも貢献します。2016年度省エネ⼤賞(省エネ事例部門)の「経済産業⼤⾂賞(共同実施分野)」を受賞した⽥町スマエネをはじめ、⾸都圏における都市再開発等で導⼊が進んでいます。

田町駅東口北地区におけるスマエネの構築

当社グループでは、東京都港区と連携しJR⽥町駅東⼝北地区において低炭素で災害に強いまちづくりを推進しています。
スマエネの構築によってエネルギー需要の最適化、省エネルギー化、防災性の向上をすすめるもので、2014年、Ⅰ街区スマートエネルギーセンターが竣⼯し「暮らしの拠点ゾーン」にある、みなとパーク芝浦(公共公益施設)、病院、児童福祉施設の3施設に熱と電気の供給を開始しました。2018年5⽉には、「新たな都市の拠点ゾーン」でⅡ街区スマートエネルギーセンターが稼働しオフィスビルやホテルなどへのエネルギー供給をはじめました。
さらに、2つのスマエネを連携することで熱の相互融通を⾏うとともに地区全体のエネルギー需要を最適に制御することで、2005年⽐で約30%のCO2削減を目指しています。

田町駅東口北地区におけるスマエネのイメージ

田町駅東口北地区におけるスマエネのイメージ
  • (注1) スマートエネルギーネットワーク・エネルギーマネジメントシステムの略称。
  • (注2) ガスコージェネレーションシステム。

豊洲埠頭地区におけるスマエネの構築

当社グループは、豊洲埠頭地区(東京都江東区)の保有地を中心とした再開発エリアにおいて、22世紀にも通じる発展性のあるまちづくりを推進しています。それが「Tokyo Smart City TOYOSU22」です。「スマートエネルギー」「スマートグリーン」「スマートコミュニティ」の3つのスマートをコンセプトに、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催後も見すえた長期的な視点で未来志向のまちづくりに取り組み、地区の魅力や価値向上に資する質の高い開発を進めています。
 

TOYOSU22 まちづくりコンセプト

TOYOSU22 まちづくりコンセプト

豊洲埠頭地区でのスマエネ構築に向けて、東京ガス不動産(株)が所有する「区域4」(下図参照)において、2016年5⽉に東京ガス豊洲スマートエネルギーセンターが竣⼯しました。東京ガスが都市再開発地域でスマエネを構築するのは、⽥町駅東⼝北地区に続いて2例目です。竣⼯したスマートエネルギーセンターに、世界最⾼⽔準の⾼効率コージェネを採⽤し、電⼒は豊洲市場へ供給、廃熱は同センターで他の機器の熱源として有効活⽤しています。また、ガス圧⼒差発電(注1)を導⼊することで環境性の向上を実現しています。さらに、停電などの非常時にも熱と電気の供給継続を可能にするため、コージェネにブラックアウトスタート仕様(注2)を採⽤、電⼒の⾃営線(注3)の敷設、災害に強い中圧ガス導管の活⽤などを⾏い、地域の防災性を向上しています。そのほか、ICTを活⽤し地域全体のエネルギーを⼀括管理・制御するシステム「SENEMS(注4)」を導⼊することで、リアルタイムの需給情報や気象情報、曜⽇特性等さまざまな情報を瞬時に分析処理し、エリアのエネルギー需給の最適化を⾃動で⾏います。今後、区域4、区域2のまちづくりの進展に応じて、熱と電気のネットワークを段階的に拡張していきます。

  • (注1) ガスの供給圧力を利用して行う発電。
  • (注2) 停電状態から発電設備を自立起動させ運転を再開する方式。電力自営線の敷設および、災害に強い中圧ガス導管を活用することにより、系統電力が停電しても電気と熱の供給を継続することが可能。
  • (注3) 事業者が独自に敷設する電線。系統電力が停電しても需要家の判断にて使用が可能。
  • (注4) スマートエネルギーネットワーク・エネルギーマネジメントシステムの略称。
 

豊洲埠頭地区開発エリア

豊洲埠頭地区開発エリア

東京ガス豊洲スマートエネルギーセンター
東京ガス豊洲スマートエネルギーセンター

清原スマートエネルギーセンター

当社および東京ガスエンジニアリングソリューションズ(株)は、栃⽊県宇都宮市の清原⼯業団地内の3企業7事業所に対して、大規模なコージェネを主体に電⼒と熱(蒸気や温⽔)を供給する「清原スマートエネルギーセンター」の建設に2016年から着⼿しています。異業種複数事業所向けに電⼒と熱(蒸気や温⽔)を合わせて供給する取り組みは、内陸型⼯業団地では、国内初の「⼯場間⼀体省エネルギー事業」(注1)となります。 本事業では需要状況の異なる異業種複数事業所の電⼒と熱(蒸気や温⽔)の利⽤情報をエネルギーマネジメントシステム(注2)に集約し、効率的にエネルギーを供給することで、約20%の省エネ(注3)と約20%のCO2排出量削減(注4)を⾒込んでいます。
さらにコージェネにブラックアウトスタート仕様を採⽤することで、⻑時間の停電や災害発⽣時においても各事業所へのエネルギーの供給が可能となり、セキュリティの向上にも貢献します。 なお、本センターの建設は、国の温室効果ガス排出削減目標等を踏まえて策定された栃⽊県の「とちぎエネルギー戦略」、宇都宮市の「宇都宮市地球温暖化対策実⾏計画」などに合致しており、モデル事業としての全国への発信が期待されています。また、⼯場等の省エネルギー化を⽀援する経済産業省の「平成28年度エネルギー使⽤合理化等事業者⽀援補助⾦」に採択されています。
  • (注1) 複数の既設の工場間において、生産ラインの統合やユーティリティーの共有によるエネルギーや生産品などの相互融通により、一体となって省エネルギーを行う事業。
  • (注2) 各社のエネルギー使用量を可視化し、電力・熱負荷傾向を予測することで、コージェネの最適運転制御を行うためのシステム。
  • (注3) カルビー(株)、キヤノン(株)、久光製薬(株)の3社(7事業所)における電力・ガスの2015年度使用実績(3社合計値)に対する削減率。
  • (注4) カルビー(株)、キヤノン(株)、久光製薬(株)の3社(7事業所)における2015年度CO2排出実績(3社合計値)に対する削減率。

電力と熱(蒸気や温水)の供給概要図

電力と熱(蒸気や温水)の供給概要図

外観図
外観図

日本初の既存ビルを含むスマエネ 日本橋スマートエネルギー

⾃⽴分散型電源として⼤型⾼効率コージェネを導⼊した⽇本橋室町三丁目の再開発地区では、2019年4月、電気と熱の供給を開始し、再開発地区だけでなく周辺にある既存のオフィスビルや商業施設にもエネルギーを供給しています。既存街区を含めた電気・熱供給事業は⽇本初の試みであり、エリア全体のスマート化を推進するとともに、都市の防災⼒を⾶躍的に⾼める新たな取り組みとして、まちづくりに貢献しています。本事業の運営は、三井不動産TGスマートエナジー(株)(三井不動産と当社の共同出資会社)が⾏い、2019年4⽉に竣⼯し、電気と熱の供給を開始しました。

 

日本初の既存街区へのエネルギー供給 日本橋室町 日本初の既存街区へのエネルギー供給 日本橋室町

日本橋室町三丁目再開発地区

日本橋室町三丁目再開発地区

横浜・綱島東地区でのスマートタウン構想に参画

当社グループは、神奈川県横浜市港北区綱島東のパナソニック(株)の事業所跡地にて開発される次世代都市型スマートシティ「Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン」において、エネルギーセンターを竣工し、2016年12⽉よりエネルギー供給を開始しています。コンパクトなエリアにおいて多様な施設に対し熱や電気の融通を⾏う、先進的なエネルギー供給モデルとなっています。またエネルギーセンター内にコージェネを導⼊し、電源の多重化や災害に強い中圧ガス導管を活⽤することなどで「供給の安定性の確保」を図るとともに、⾼効率機器の採⽤やエネルギーの⾯的利⽤による「環境性の向上」、エネルギーサービス事業による「経済合理性の実現」も可能にしています。

タウンエネルギーセンター外観イメージ
タウンエネルギーセンター外観イメージ

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株式会社ディ・エフ・エフ, 東京ガス CSR室, 東京ガス 総務部, 東京ガス 総合企画部, 東京ガス 資源・海外本部, 東京ガス エネルギー生産本部, 東京ガス 電力事業計画部, 東京ガス 導管NW本部, 東京ガス IT本部, 東京ガス リビング本部, 東京ガス 基盤技術部, 東京ガス エネソル本部, 東京ガス 環境部, 東京ガス 資材部, 東京ガス 人事部(安全健康福利室), 東京ガス 人事部, 東京ガス 監査部, 東京ガス 監査役室, 東京ガス コンプライアンス部, 東京ガス 地域本部, 東京ガス 財務部, TGES, 東京ガスコミュニケーションズ